ローンプラスHOME > ビジネスローン > ビジネスローンに関するお役立ち記事 > 【個人事業主向け】事業資金に使える低金利ビジネスローン比較|審査のポイントと金利を抑える方法

【第47回】【個人事業主向け】事業資金に使える低金利ビジネスローン比較|審査のポイントと金利を抑える方法

掲載:2022年01月31日/更新:2026年04月24日
【個人事業主向け】事業資金に使える低金利ビジネスローン比較|審査のポイントと金利を抑える方法
個人事業主として事業を営んでいると、事業を維持したり、拡大したりするために資金調達が必要となるケースがあります。資金調達方法としてまず挙げられるのは銀行からのプロパー融資ですが、そのほかにも有効な調達手段があります。その一つがビジネスローンです。
本記事では、おすすめのビジネスローンを紹介するとともに、できるだけ金利を抑える方法やビジネスローンの選び方も説明しますので、ぜひ今後の事業運営に役立ててください。

この記事は約12分30秒で読むことができます。

お急ぎの方、ビジネスローンのランキングを知りたい方は、このページ下部のこちらをご覧ください。

    1. 個人事業主が低金利でビジネスローンを借りるための基礎知識

    個人事業主がノートと電卓を使ってビジネスローンの金利を比較検討しているイメージ画像

    ビジネスローンの金利は一律ではなく、事業形態や信用情報、借入条件によって大きく異なります。

    ここでは、個人事業主が低金利のビジネスローンを選ぶために押さえておきたい基本知識を整理します。

    1-1 個人事業主と法人で金利はどう違う?

    ビジネスローンの金利は、一般的に法人よりも個人事業主のほうがやや高めに設定される傾向があります。なぜなら、法人は決算書や財務諸表が整備されており、信用評価がしやすいからです。

    一方、個人事業主は事業と家計が一体になりやすく、また、売り上げの変動幅が大きいケースもあり、リスク判断が難しいという一面があります。

    ただし、個人事業主でも、以下の条件を満たしていれば、法人並みの低金利が適用される可能性もあります。

    • 黒字決算が継続していること
    • 売り上げが安定していること
    • 借入希望金額が適正であること

    個人事業主だから必ずしも高金利になるわけではなく、信用力次第では低金利での借入も十分に可能です。

    1-2 個人事業主でも低金利が適用されやすい条件とは?

    個人事業主が低金利のビジネスローンを利用できるかどうかは、審査において「どれだけ貸し倒れリスクの低い事業者か」を金融機関に判断されることが重要になります。

    また、金利の低さは商品選びだけで決まるものではなく、個人事業主の事業内容と財務状況も影響します。

    審査において適用金利を決める際、金融機関が特に重視するのは以下の3点です。

    • 事業実績:開業から2年以上経過していること、売り上げが安定して推移していること
    • 財務状況:直近の確定申告が黒字であること、過度な借り入れがないこと
    • 借入条件:借入希望金額が必要以上に大きくないこと、返済期間が長過ぎないこと

    仮に不動産などの担保を提供できる場合は、より有利な金利が提示されるケースもあります。

    そのため、金利の低いビジネスローンを探し始める前に、自分が低金利の条件に当てはまるかどうかを確認することが大切です。

    1-3 銀行とノンバンクの違い

    ビジネスローンの提供元は、銀行とノンバンクに大別されます。それぞれの違いについてみていきましょう。

    銀行のビジネスローンは、ノンバンクに比べて金利が比較的低め(年3%~15%)に設定されているのが特長です。

    ただし、審査に時間がかかるほか、財務資料の提出が必須になるため、開業して間もない個人事業主の方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。

    ノンバンクは、銀行に比べると金利がやや高め(年5%~18%)に設定されています。一方で、審査が柔軟で審査のスピードが早く、融資までの時間も銀行に比べると短いことが特長です。

    そのため、「低金利で借りること」を意識するのであれば、銀行を選ぶほうが有利ですし、融資実行までのスピードや審査の柔軟さを優先するなら、ノンバンクを選ぶとよいでしょう。

    借入先を選ぶ際に重要なのは、金利だけでなく、資金使途や緊急度に応じて最適な商品を選ぶことです。

    2. 【個人事業主・法人向け】銀行でおすすめのビジネスローン5選

    【個人事業主・法人向け】銀行でおすすめのビジネスローン5選

    ビジネスローンを取り扱っている金融機関はさまざまで、銀行でもビジネスローンを提供しています。ここでは、銀行が提供しているビジネスローンの中でもおすすめのものを紹介します。

    ※ビジネスローンの情報は2026年4月現在のものです。

    2-1 東京スター銀行|スタービジネスカードローン

    東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」は、法人代表者や個人事業主を対象にした事業資金向けのカードローンです。

    担保や保証人が不要で、来店せずにインターネットから申込みができるため、忙しい経営者でもスムーズに資金調達を進められる点が特長です。

    借入可能額は50万円~1,000万円で、資金使途は事業資金の範囲で自由に利用可能なほか、審査結果は最短5日程度で通知され、全国から申込みが可能です。

    さらに、インターネットバンキングやATMから借入・返済ができるため、資金繰りに合わせて柔軟に活用できる点もポイントです。

    借入可能額 50万円以上1,000万円以下
    金利 年4.5%~年14.5%
    担保・保証人 不要
    申込条件 ・事業を営んでおり、申込時の年齢が満20歳以上、契約時の年齢が満69歳以下の法人代表者もしくは個人事業主の方
    ・アイフル株式会社の保証を受けられる方
    申込方法 インターネット
    返済期間 1年(自動更新)
    資金使途 事業性資金

    2-2 関西みらい銀行|事業者向けフリーローン

    関西みらい銀行の事業者向けフリーローンは、比較的低めの金利設定が特長です。適用金利は、年4.0%・年5.8%・年7.8%・年9.8%・年13.5%の5段階から、審査結果に応じて決定されます。

    個人事業主向けとなっており、法人代表者は利用できません。

    また、利用できる地域が限定されている点にも注意が必要です。即日融資には対応していませんが、借り入れ先をじっくり考えて決めたい方にはおすすめです。

    借入可能額 10万円以上300万円以内
    金利 年4.0%~年13.5%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件をすべて満たす個人の方
    ・申込時年齢が満20歳以上完済時満76歳未満で、継続して安定した収入がある方
    ・保証会社(株式会社クレディセゾン)の保証が受けられる方
    ・取り扱い店の営業区域内に居住または営業区域内で事業を行っている方
    申込方法 インターネット
    返済期間 6ヶ月以上7年以下
    資金使途 事業性資金(ただし、法人への転貸資金の利用は不可)

    2-3 GMOあおぞらネット銀行|融資(利用)枠型ビジネスローン「あんしんワイド」

    融資(利用)枠型ビジネスローン「あんしんワイド」は、法人向けに提供されるオンライン完結型の資金調達サービスです。個人事業主は利用できません。

    あらかじめ設定された融資枠の範囲内で、必要なときに何度でも借り入れ・返済を繰り返すことができる点が大きな特長で、申込みから契約、借り入れ、返済までインターネット上で完結し、最短2営業日で資金調達が可能なため、急な資金ニーズにも対応しやすい仕組みとなっています。

    また、決算書や事業計画書の提出が不要で、銀行口座の入出金データをもとに審査が行われるため、創業期や成長段階の企業でも利用しやすい点も魅力です。

    借入可能額 10万円以上1,000万円以内
    金利 年0.9%~年14.0%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を満たす法人
    ・GMOあおぞらネット銀行の法人口座を持っている
    ・営利法人である
    ・法人口座または入出金明細管理サービス「freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」で、申込日の属する月の前月から遡って2ヶ月以上の入出金明細情報を同期している
    ・日本に登記上の法人住所がある
    申込方法 インターネット
    返済期間 1年ごとの更新
    資金使途 事業性資金

    2-4 みなと銀行|<みなと>フリーローン(不動産担保型)

    〈みなと〉フリーローン(不動産担保型)は、所有している不動産を担保にすることで、最大1億円までのまとまった資金を比較的低金利で借り入れできるローンです。資金の使いみちは自由で、事業性資金だけでなく日常生活で必要な資金など幅広い用途に利用できます。

    ただし、個人向けローンのため、法人は利用できません。

    また、条件を満たすことで、最大年1.200%の金利の引き下げが適用されるため、みなと銀行との取引がある方におすすめです。

    借入可能額 200万円以上1億円以内
    金利 年2.550%~年8.625%(変動金利・引き下げあり)
    担保・保証人 担保:原則として本人名義の所有不動産。またはこの借り入れによって購入し、本人名義となる不動産
    保証人:原則不要
    申込条件 以下の全てを満たす個人
    ・借入時の年齢が20歳以上70歳以内で、かつ最終返済時85歳以内
    ・日本国籍を有している(もしくは永住許可を受けている外国人)
    ・安定した収入が継続して得られる
    ・居住地もしくは勤務地がみなと銀行の営業区域内にある
    ・保証会社の保証が受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 1年以上35年以内(事業性資金の場合)
    資金使途 原則自由(事業性資金も可) ただし、投機性資金、法人への転貸資金、宅地建物取引主任者の不動産仕入れ資金には利用不可

    2-5 紀陽銀行|紀陽オーナー500証貸型

    「紀陽オーナー500(証貸型)」は、紀陽銀行が提供する個人事業主や法人役員向けのローンです。資金使途は投機性資金を除き原則自由で、事業性資金以外にも利用できます。

    ただし、利用できる地域が限られる点に注意が必要です。

    条件を満たす場合は来店せずに手続きできるWEB契約にも対応しており、忙しい方におすすめです。

    借入可能額 10万円以上500万円以内
    金利 年6.45%、年10.45%、年14.45%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を満たす個人
    ・申込時かつ契約時年齢が満20歳以上、完済時年齢が満80歳以下の個人事業主および法人役員
    ・居住地もしくは勤務先の住所が紀陽銀行の営業地域内にある
    ・安定した収入がある
    ・保証会社の保証を受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・電話
    ・店舗窓口
    返済期間 6ヶ月以上10年以内
    資金使途 投機性資金を除き自由(事業性資金にも利用可能)

    3. ノンバンクでおすすめのビジネスローン

    ノンバンクのビジネスローン比較と選び方のイメージ画像

    銀行よりも柔軟な審査やスピードを重視する場合は、ノンバンクのビジネスローンが選択肢となります。ここからは、ノンバンクでおすすめのビジネスローンを紹介します。

    3-1 セゾンファンデックス|事業者向け不動産担保ローン

    銀行などの金融機関とは異なる独自の審査基準を設けているため、赤字決算など業績に不安があっても融資を受けられる可能性があります。特に担保となる不動産の評価を重視しており、2番抵当の不動産でも審査の対象となる点が魅力となっています。

    借入可能額も最大5億円と高額に設定されており、担保となる不動産価値を活用して資金調達したい方に適しています。

    借入可能額 500万円以上5億円以内
    金利 3.15%~4.95%(変動金利) 4.5%~9.9%(固定金利) 金利タイプおよび適用金利は、審査の結果によって決まります。
    担保・保証人 担保:法人、代表者またはその親族が所有する不動産
    保証人:原則不要
    申込条件 法人および個人事業主 (個人事業主は原則、申込時満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方) また、日本国籍または永住許可を有することが条件
    申込方法 ・インターネット
    ・電話
    ・FAX
    返済期間 5年以上25年以下(ただし、変動金利の場合は金利の見直しにより最大35年以下となる可能性あり)
    資金使途 以下のような事業資金 ・運転資金 ・設備投資 ・開業資金 ・納税資金 ・ローンの組換え など

    3-2 ライフカード|ビジネスパートナーローン

    ビジネスパートナーローンは、個人事業主を対象とした無担保の事業資金ローンです。事業に関する資金であれば用途は自由で、運転資金や設備投資など幅広い用途に利用できます。

    また、来店不要で申込みができ、審査後は最短3日程度で融資を受けられる点も特長です。急な資金需要に対応したい個人事業主におすすめです。

    借入可能額 1万円~250万円
    金利 年12.0%~年18.0%
    担保・保証人 不要
    申込条件 申込時の年齢が満20歳~満69歳までの個人事業主
    申込方法 インターネット
    返済期間 最長5年
    資金使途 事業性資金

    3-3 アサックス|不動産担保ローン≪事業者向け≫

    アサックスの「法人・事業者向け」不動産担保ローンは、事業資金の調達を柔軟かつスピーディーにサポートする融資サービスです。

    担保となる不動産の価値を重視した独自の審査基準を採用しており、業績や決算内容だけにとらわれず相談できる点が特長です。簡易審査は最短1日、申込みから最短3日で融資が可能とされており、急な資金ニーズにも迅速に対応します。

    また、資金使途は自由で、新規事業の立ち上げ資金や運転資金、納税資金、既存借入の借り換えなど幅広い用途に活用できます。

    銀行融資が難しいケースでも、不動産を活用した資金調達の選択肢として検討しやすいサービスです。

    借入可能額 300万円以上10億円以内
    金利 年1.95%~年7.80%(固定金利)
    担保・保証人 担保:不動産全般 連帯
    保証人:原則不要
    申込条件 担保物件が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県にあり、安定した収入があること
    申込方法 インターネット
    返済期間 3ヶ月~35年
    資金使途 原則自由

    4. 各社のビジネスローンの金利比較一覧表

    各社のビジネスローンの金利比較一覧表

    ここまでに紹介したビジネスローンの金利を一覧にまとめていますので、比較の参考にしてください。

    商品名 金利
    東京スター銀行
    (スタービジネスカードローン)
    年4.5%~年14.5%
    関西みらい銀行
    (事業者向けフリーローン)
    年4.0%~年13.5%(固定金利)
    GMOあおぞらネット銀行
    (融資(利用)枠型ビジネスローン「あんしんワイド」)
    年0.9%~年14.0%(固定金利)
    みなと銀行
    (<みなと>フリーローン(不動産担保型))
    年2.550%~年8.625%(変動金利・引き下げあり)
    紀陽銀行
    (紀陽オーナー500証貸型)
    年6.45%、年10.45%、年14.45%(変動金利)
    セゾンファンデックス
    (事業者向け不動産担保ローン)
    年3.15%~年4.95%(変動金利)
    年4.5%~年9.9%(固定金利)
    (金利タイプおよび適用金利は、審査の結果によって決定)
    ライフカード
    (ビジネスパートナーローン)
    年12.0%~年18.0%
    アサックス
    (不動産担保ローン≪事業者向け≫)
    年1.95%~年7.80%(固定金利)

    担保が不要なビジネスローンについては、やはり銀行が金利は低い傾向にありますが、セゾンファンデックスのような不動産担保ローンであれば、金利を大きく抑えられることが分かります。

    もちろん金利のことを考えて不動産を担保にすることは、考え方として有効ですが、もし返済が難しい状況になった場合は、その不動産を手放すリスクがある点には十分注意が必要です。

    5. ビジネスローンの審査は厳しい?

    ビジネスローンの審査は厳しい?

    ビジネスローンも借り入れである以上、申込めば誰でも利用できるわけではありません。利用するためには申込んで審査を受ける必要があります。審査のポイントや基準は金融機関によって異なりますし、もし審査に落ちたとしてもその理由を開示されないのが一般的です。
    また独自の審査方法が設定されていることもありますが、一般的な審査が行われるビジネスローンよりも融資金額が少ない傾向がある点に注意が必要です。したがって、ビジネスローンを申込む前に、申込み先の金融機関の公式サイトなどで情報をしっかり調べることをおすすめします。

    5-1 個人事業主が審査で見られるポイントとは?

    ビジネスローンの審査では、「低金利を適用できるか」以前に「そもそも融資しても大丈夫か」が基準になります。

    審査でみられるポイントは主に以下の3つです。

    • 返済能力はあるか
    • 信用情報に問題はないか
    • 事業の継続性について問題はないか

    銀行やノンバンクなどの金融機関は、融資をしたお金に利息をつけて返済してもらうことで利益を得ています。貸し倒れリスクを防ぐためにも、きちんと利息をつけて返済してくれるかどうかを重視しています。

    5-2 確定申告書は何期分必要?

    個人事業主がビジネスローンを申込むにあたって、確定申告書は必要書類の1つです。なぜなら、確定申告書は事業の実態を確認するために必要な資料だからです。

    一般的には銀行だと2年分以上、ノンバンクだと1年以上の確定申告書の写しの提出が求められます。

    確定申告書で確認されるポイントは、売り上げの推移や所得金額、そして納税状況です。

    審査では黒字かどうかよりも、事業の安定性と継続性が重視されると考えておきましょう。

    5-3 赤字でも借りられるケースとは?

    ビジネスローンの審査において、赤字だからといってすぐに断られるわけではありません。

    赤字の理由はさまざまです。例えば設備投資を行ったことによる一時的な赤字や、減価償却費が大きいだけの帳簿上の赤字もあります。つまり、赤字であっても収支が安定しているようなケースでは、融資可能と判断される可能性もあります。

    ただし、慢性的な赤字や債務超過、税金の滞納などがある場合は、審査に通るのが難しくなるケースが多くみられます。

    6. ビジネスローンの金利をできるだけ抑える方法とは

    ビジネスローンの金利をできるだけ抑える方法とは

    ビジネスローンの借入金額は、その事業の状況によっては高額になる場合もあります。そして、返済期間が長くなればなるほど利息分の支払いが増えるため、できるだけ低金利で借り入れを行うことがビジネスローンを利用するポイントです。
    では、金利を抑えて借り入れる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

    6-1 適切な融資額で申込む

    一般的に、適用される金利は融資金額が大きいほど低く設定される傾向にあります。 だからといって必要以上に高額な借り入れを行うことは避けましょう。ローン全体にいえることですが、大切なことはどこまで借りることができるか、借入可能額を考えることではありません。無理なく返せる額を考えることです。

    事業を行うにあたって、最低限必要な金額、かつ無理なく返済できる額を借りるようにしましょう。

    6-2 決算月に申込む

    決算月とは、その事業年度の最終月のことです。決算月に申込むことで、低い金利で借りられる可能性があります。 なぜなら、決算前はどの会社も業績を上げるために力を尽くしており、金融機関も例外ではありません。そのタイミングでビジネスローンの申込みを検討していることを伝えることで、金利が下がる可能性があります。

    金融機関の中には、決算月にキャンペーンを行っているところも多く見られます。ただし、最終的な判断は審査によって決まります。決算月に申込んだからといって必ず低金利で借りられるわけではない点に注意してください。

    7. ビジネスローンを選ぶ際のおすすめのポイント

    ビジネスローンを選ぶ際のおすすめのポイント

    ビジネスローンを選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。その中でも押さえておきたいポイントを解説します。

    7-1 低金利の商品を選択する

    低金利の商品を利用することで、その分の利息の支払いを抑えることが可能です。銀行のビジネスローンは金利が低めに設定されています。ただし審査に時間がかかることや、ノンバンクと比べて審査基準が厳しく設定されている傾向にあります。

    また、ノンバンクのビジネスローンは、銀行のビジネスローンに比べると比較的審査に通りやすいといわれています。一方、金利が高めに設定されているので気をつけましょう。

    特に、はじめてビジネスローンを申込む場合は最高金利が適用されるケースが多いため、注意が必要です。

    7-2 借入可能額の高さで選ぶ

    一般的に無担保のビジネスローンの場合、限度額は300万円から500万円程度に設定されているケースが多いですが、中には1,000万円を限度としているビジネスローンもあります。もちろんどのくらいの金額が必要なのかにもよりますが、借入希望額が借入可能額以内に収まっているかを事前に確認しておくことも大切です。

    借入金額が大きいほど金利が低く設定される傾向はありますが、審査結果や信用力によって変わる点に注意が必要です。

    返済期間によってどのくらいの金利負担になるのかも合わせて考えておきましょう。無担保で高額の融資を受ける必要があるときには、銀行やノンバンクのビジネスローン以外にも国が用意している融資制度の利用を検討することもおすすめします。

    7-3 申込み基準で判断する

    いくら金利や借入可能額などの条件が良くても、申込条件を満たしていないと利用できません。法人と個人事業主両方を対象としているビジネスローンもあれば、法人のみまたは個人事業主のみとしているものもあります。

    申込む際には、自分が条件を満たしているかどうかを必ず確認するようにしましょう。

    7-4 融資のスピードで選ぶ

    できるだけ早く資金を調達する必要がある場合は、申込みから融資までの期間が短いものを選ぶことがポイントです。

    ビジネスローンの中には、最短即日で融資を受けられるものもあります。事前に各金融機関の公式サイトなどで、申込みから融資実行までにどのくらいの時間がかかるのかを調べて比較しておきましょう。

    もちろん、すべてのビジネスローンが即日融資に対応しているわけではありません。しかし融資までの時間が短いことを前提としているなら、そのスピードを重視することも大切です。

    また、手続きの方法についても確認しておきましょう。審査に通り、契約手続きを行う際には、金融機関への来店が必要なビジネスローンもあります。

    そのようなケースだと契約手続きの時間が平日の昼間に限定され、その時間が取れない場合は郵送などで手続きを行います。すると融資実行までさらに時間がかかってしまうため注意してください。

    手続きの時間を考慮するのであれば、申込みから契約までインターネット上で完結するビジネスローンを選ぶことをおすすめします。

    7-5 返済期間を比較する

    ビジネスローンの利用において、返済期間や毎月の返済額は自由に決められます。その際にはまず、無理のない返済額を考える必要があります。無理なく返済を続け、それをどのくらいの期間で完済できるかを比較することも重要なポイントです。

    比較的金利の高いビジネスローンの場合、完済までの期間が長ければ長いほど、負担する利息額は大きくなります。もちろん短期に返済すればその分利息額を削減することに繋がりますが、毎月の返済額が大きくなる点に注意が必要です。

    無理のない返済額でどのくらいの期間で返済できるか、その返済期間を比較し、無理のない返済額とのバランスを取りながら、できるだけ早期に完済できる条件を選ぶことが重要です。

    7-6 来店不要・オンライン完結型で選ぶ

    ビジネスローンの商品にもよりますが、申込方法として、インターネットや電話、FAX、および店舗窓口などが用意されています。中でもインターネットで申込みができるビジネスローンは、契約手続きから融資までがインターネット上で完結するものも多く見られます。

    店舗窓口での申込みはどうしても時間が限られてしまうので、時間がない方は24時間申込みを受け付けているインターネットで行うようにしましょう。

    ただし申込みは24時間対応していても、夜間に審査を行っていないところもあります。申込んだ時間によっては審査開始が翌日になる場合がある点に注意しましょう。

    申込みの際に、担当者にいろいろと詳細を聞き、相談しながら申込みたい場合は、店舗窓口で直接申込む方法をおすすめします。

    7-7 審査に必要な書類で決める

    ビジネスローンを申込み、審査を受けるにあたってさまざまな書類の提出を求められます。スムーズに審査を終了させ、融資実行までたどり着くためにも、必要な書類は事前に公式サイトで調べ、もれのないように準備しておきましょう。

    申込むビジネスローンによって求められる書類は異なります。準備する書類が少ない方を選ぶことで、早く申込みのスタンバイができるでしょう。

    一般的なビジネスローンの審査に必要な書類には、以下のものがあります。

    • 本人確認書類
    • 運転免許証
    • パスポートなど

    個人事業主の場合

    • 直近の確定申告書類

    法人の場合

    • 代表者の印鑑証明
    • 商業登記簿謄本
    • 決算書の控え

    ビジネスローンの中には、代表者の印鑑証明や登記簿謄本の提出を不要としているところもあります。このような公的書類は入手するにも時間がかかるため、それが不要となる点は魅力ではないでしょうか。

    8. ビジネスローンで即日融資を受けたい場合のコツとは

    ビジネスローンで即日融資を受けたい場合のコツとは

    ビジネスローンは即日融資に対応していない商品が多いものの、中には即日融資が可能なものもあります。
    ただ、対応しているからといって必ず即日に融資を受けられるとは限りません。どうしてもその日に融資を受けたい場合は、以下の点を覚えておきましょう。

    8-1 必要書類をあらかじめ用意しておく

    審査に必要な書類をあらかじめ準備しておくことも、融資までの時間を短縮させるために効果的なポイントです。申込む人の属性(法人もしくは個人事業主)で必要な書類は異なりますし、一般的に法人の場合は個人事業主より多くの書類が必要です。さらにその書類の多くが公的な書類のため、入手までに時間がかかることも予想されます。

    したがって、申込みにあたってどのような書類が必要なのかを公式サイトであらかじめ確認しておき、もれのないように準備しておきましょう。

    また、公的書類については有効期間内のものでなければいけません。ビジネスローンの申込みに進む前に合わせて確認しておくことをおすすめします。

    8-2 記入・入力ミスをしない

    申込みの際には入力ミスや記入もれに注意しましょう。仮に審査の途中で誤りに気付いた場合は、確認のための電話がかかる可能性があります。その間、審査が一時的に中断され、審査時間が延びることになります。

    即日融資を希望しているなら申込みの時点で、入力および記載内容にもれやミスがないか確認してから申込むようにしましょう。

    8-3 午前中に申込みを完了させる

    上でも少し述べたとおり、申込みの受付時間と審査対応時間は異なります。審査時間は、夕方までとなっているビジネスローンが多いことから、できれば午前中、それも早い時間に申込みを済ませておくことがポイントです。

    ただし、繁忙期など時期によっては申込みが集中し、午前中に申込んでもその日に審査に着手されない可能性があります。

    8-4 融資額を少なく、借入期間を短くする

    借入希望額を低めに設定して申込み、さらに借入希望額を低めに設定することで審査がスムーズに進む可能性があります。 「資金は即日で必要だけれども、そこまで大きな融資額を求めていない」という場合には有効な方法です。

    本格的に申込み手続きを進める前に、必要な金額や返済めどを考えてみましょう。

    9. ビジネスローンの申込みの流れ

    ビジネスローンの申込みの流れ

    ビジネスローンに申込んでから融資を受けるまでの一般的な流れは、以下のとおりです。

    1. ビジネスローンに申込む
      記入ミスや入力もれのないように確認してから申込みましょう。特に早めの融資を希望するなら、午前中に申込みを済ませておくことも大切です。
    2. 必要書類を提出
      必要書類は事前に確認し、すぐに提出できるようにあらかじめ準備しておきましょう。その際は書類の有効期限を確認することも忘れないようにしてください。
    3. 審査が行われる
      審査時間は金融機関によって異なります。また希望の借入金額が大きい場合は、より審査に時間がかかることも覚えておきましょう。
    4. 審査結果が通知される
      結果はメールで通知されるのが一般的です。したがって、必ずメールを受信できるように設定を確認しておきましょう。中には電話で通知があるケースもあります。その際に対応できるよう、連絡手段を確認しておきましょう。
    5. 融資契約を結ぶ
      契約手続きは店舗窓口で行うケースもあれば、郵送で行うケースもあります。一番早くて便利な方法はインターネット上で行うことです。したがって、申込方法だけでなく、手続き方法についてもきちんと確認しておくことが大切です。
    6. 融資が実行される
      基本的に、契約の際に指定した口座に融資額が振り込まれます。必要な際に引き出して利用しましょう。もちろん、その後は決められた返済方法を守って、完済することも忘れないようにしてください。

    10. 希望に合うビジネスローンを利用しよう

    希望に合うビジネスローンを利用しよう

    ビジネスローンを活用することで、資金繰りを安定させたり、事業拡大のチャンスを広げたりすることが可能になります。

    一方で、ビジネスローンは商品ごとに、金利・融資スピード・審査基準・返済条件などが大きく異なります。そのため、単に金利の低さだけで選ぶのではなく、自社の資金ニーズや返済計画に合った条件で選ぶことが重要です。

    今回紹介した内容を参考に、希望にあうビジネスローンを探してみましょう。いくつかのビジネスローンを比較できるサイトもありますので、そのような比較サイトを有効に活用し、自分に合ったビジネスローンを選ぶことをおすすめします。

    • 金利ランキング

    ビジネスローンに関するよくある質問

    ここからはビジネスローンについてよくある質問について、その回答と合わせて紹介します。

    ビジネスローンの金利相場はどのくらい?
    ビジネスローンには担保を必要としない無担保型と担保を必要とする有担保型があります。金利相場は1%~18%と幅があります。また、有担保型のビジネスローンは担保がある分、無担保型に比べて金利は低く設定されている傾向です。
    ビジネスローンの審査基準とは?
    ビジネスローンの審査基準は各金融機関によって異なり、独自のスコアリングシステムによる自動審査が行われています。具体的な審査基準自体は開示はされていませんが、一般的な審査項目としては会社の決算情報、信用情報、事業の活動状況などになります。
    ビジネスローンの返済方法は?
    返済方法としては、3つのタイプがあります。元利均等返済は返済額が一定のため、返済計画が立てやすくなります。元金均等返済は返済額は返済が進むにつれて少なくなっていきます。残高スライドリボルビング返済は元金と利息をあわせた毎月の返済額を、借入開始時の利用残高に応じて変動させて返済できます。
    ビジネスローンでお金を借りるまでの流れは?
    ビジネスローンの借り入れまでの流れは、①金融機関での申込み、②仮審査、③必要書類を提出し本審査、④契約、融資実行となります。審査結果によって、借入可能額の上限が決まるため、必ずしも希望額が借り入れできるわけではありません。
    ビジネスローンを利用するには保証人が必要?
    ビジネスローンは基本的に担保や保証人を必要としません。ただし、法人の場合は返済が滞ることを防ぐために原則契約者(代表者)が連帯保証人になる必要があります。借入先の金融機関に確認したうえで借り入れを検討するとよいでしょう。
    ビジネスローンの借り入れまでの日数はどのくらい?
    ビジネスローンの借り入れまでの日数は金融機関の種類によっても異なり、中には最短即日融資可能なものもありますが、多くは1週間~2週間程度で借り入れすることができます。特にノンバンクのビジネスローンはスコアリングシステムを利用した自動審査を採用しているため短期間での借り入れができます。

    ライター紹介

    新井 智美
    氏名
    新井 智美(あらい ともみ)
    保有資格
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
    主なキャリア
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
    当サイトについて

    ローンプラス(以下、当サイト)は株式会社オプトにより運営・管理されています。
    当サイトは各種ローン商品などに関する情報の提供を目的としており、ローンの申込み、及び契約締結の代理、媒介、斡旋などを行うものではありません。

    掲載情報について

    当サイトに掲載されている融資の審査に関する内容につきましては、特定の金融機関がお申込みされたお客様に対して独自に行うものであり、当社は審査の過程および結果については一切関与しておりません。また、特定の金融機関の審査への適合性、正確性、完全性について保証するものではありません。融資の審査に関する情報などに基づいて被ったいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。ローンの申込み、及び契約締結に関するすべての決定は、ご自身の判断で行うようお願いいたします。
    融資の審査に関する情報や、金利、借入条件、キャンペーンなどの詳細については、金融機関から直接提供される正確かつ最新の情報を必ずご確認ください。
    なお、当サイトに掲載されている情報は無断転載、無断使用を固く禁じます。