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【第47回】低金利でおすすめのビジネスローンとは|審査や金利を抑える方法、選び方を解説

2022年01月31日
低金利でおすすめのビジネスローンとは|審査や金利を抑える方法、選び方を解説
個人事業主や法人で日々ビジネスに携わっていると、事業を維持したり、拡大したりするために資金調達が必要となるケースがあります。資金調達方法として一番に浮かぶのは銀行からのプロパー融資ですが、そのほかにも資金調達に役立つ方法があります。その一つがビジネスローンです。
 本記事では、おすすめのビジネスローンを紹介するとともに、できるだけ金利を抑える方法やビジネスローンの選び方も説明しますのでぜひ、今後のビジネスシーンに役立ててください。

1. 銀行でおすすめのビジネスローン3選

ビジネスローンを取り扱っている金融機関はさまざまで、銀行でもビジネスローンを提供しています。ここでは、銀行が提供しているビジネスローンの中でもおすすめのものを紹介します。

※ビジネスローンの情報は2021年12月現在のものです。

1-1. 東京スター銀行|スタービジネスカードローン

カードローン型のビジネスローンとなっており、契約時に定められた借入限度額まで繰り返し借り入れすることができます。また、借入限度額も1,000万円と高額なことから、高額借入を希望している法人代表者や個人事業主におすすめです。

即日融資には対応していませんが、業歴などの条件がないことから、設立および開業して間もない法人や個人事業主でも申込めます。

借入限度額 1,000万円
金利 4.5%~14.5%
担保・保証人 不要
申込条件 ・事業を営んでおり、申込時の年齢が満20歳以上、契約時の年齢が満69歳以下の法人代表者もしくは個人事業主の方
・アイフル株式会社の保証を受けられる方
申込方法 インターネット
返済期間 1年(自動更新)
資金使途 事業性資金

1-2. 関西みらい銀行|事業者向けフリーローン

他社に比べ、低めの金利設定が魅力です。個人事業主向けとなっており、法人代表者は利用できません。また、利用できる地域が限定されている点にも注意が必要です。即日融資には対応していませんが、借り入れ先をじっくり考えて決めたい方にはおすすめです。

借入限度額 300万円
金利 4.0%~13.5%(固定金利)
担保・保証人 不要
申込条件 以下の条件をすべて満たす個人の方
・申込時年齢が満20歳以上完済時満76歳未満で、継続して安定した収入がある方
・保証会社(株式会社クレディセゾン)の保証が受けられる方
・取扱店の営業区域内に居住または営業区域内で事業を行っている方
申込方法 インターネット
返済期間 6ヵ月以上7年以下
資金使途 事業資金
(ただし、法人への転貸資金の利用は不可)

1-3. 福岡銀行|事業性融資フィンディ

インターネットで申込みができ、AI技術を活用した審査を行うことで、審査時間を短縮させ、最短即日融資に対応している点が最大の特徴です。また、手続きの際に来店する必要がなく、インターネットですべて完結する点も魅力となっています。

福岡銀行の口座を持っていれば事前審査を受けることができ、借入可能な目安の額が分かるので、ぜひ利用してみましょう。

借入限度額 1,000万円
金利 2.0%~14.0%(固定金利)
担保・保証人 不要
申込条件 日本国内で事業を営む法人および個人事業主の方
申込方法 インターネット
返済期間 1ヵ月以上36ヵ月以下
資金使途 事業資金

2. 信販系・ノンバンクでおすすめのビジネスローン

ビジネスローンは、上で紹介した銀行系だけでなく、信販系そしてノンバンク系もあります。ここからは、信販系およびノンバンク系でおすすめのビジネスローンをご紹介します。

2-1. セゾンファンデックス|事業者向け不動産担保ローン

銀行などの金融機関とは異なる独自の審査基準を設けているため、赤字決算など業績に不安があっても融資を受けられる可能性があります。特に担保となる不動産の評価を重視しており、2番抵当の不動産でも審査の対象となる点が魅力となっています。

借入限度額も5億円と高額に設定されており、担保となる不動産の評価に自信のある方におすすめです。

借入限度額 5億円
金利 2.65%~4.45%(変動金利)
4.5%~9.9%(固定金利)
金利タイプおよび適用金利は、審査の結果によって決まります。
担保・保証人 法人、代表者またはその親族が所有する不動産
申込条件 法人および個人事業主
(個人事業主は原則、申込時満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方)
また、日本国籍または永住許可を有することが条件
申込方法 ・インターネット
・電話
・FAX
返済期間 5年以上25年以下(ただし、変動金利の場合は金利の見直しにより最大35年以下となる可能性あり)
資金使途 以下のような事業資金
・運転資金
・設備投資
・開業資金
・納税資金
・ローンの組換え など

2-2. ライフカード|ライフローンカードビジネス

法人限定のビジネスローンで、freee会計もしくはfreeeカード会員なら、特別な条件で利用できます。ただし、その場合はfreeeの決算データから審査を行うため、freee会計を利用していない法人はもちろん、無料会員の場合も申込めない点に注意が必要です。

借入限度額 300万円
金利 7.8%~18.0%
担保・保証人 担保は不要、法人代表者の連帯保証が必要
申込条件 申込時の年齢が満20歳~満69歳までの法人代表者
申込方法 インターネット
返済期間 1カ月以上~6年10カ月以下
資金使途 運転資金や設備投資資金などの事業資金

3. 各社のビジネスローンの金利比較一覧表

ここまでに紹介したビジネスローンの金利を一覧にしておきますので、参考にしてください。

商品名 金利
東京スター銀行
(スタービジネスカードローン)
4.5%~14.5%
関西みらい銀行
(事業者向けカードローン)
4.0%~13.5%(固定金利)
福岡銀行
(事業性融資フィンディ)
2.0%~14.0%(固定金利)
セゾンファンデックス
(事業者向け不動産担保ローン)
2.65%~4.45%(変動金利)
4.5%~9.9%(固定金利)
(金利タイプおよび適用金利は、審査の結果によって決定)
ライフカード
(ライフローンカードビジネス)
7.8%~18.0%

担保が不要なビジネスローンについては、やはり銀行系の方が金利は低い傾向にありますが、セゾンファンデックスのような不動産担保ローンであれば、金利がかなり低くなることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

もちろん金利のことを考えて不動産を担保にすることは、考え方として有効ですが、もし返済不能になった場合はその不動産を提供しなければならない点に注意して利用しましょう。

4. ビジネスローンの審査は厳しい?

ビジネスローンも借り入れですので、申込めば誰でも利用できるわけではありません。利用するためには申込んで審査を受ける必要があります。審査のポイントや基準は金融機関によって異なりますし、もし審査に落ちたとしてもその理由を教えてもらうことはできません。

また独自の審査方法が設定されていることもありますが、一般的な審査が行われるビジネスローンよりも融資金額が少ない傾向がある点に注意が必要です。したがって、ビジネスローンを申込む前に、申込み先の金融機関の公式サイトなどで情報をしっかり調べることをおすすめします。

5. できるだけ金利を抑える方法とは

ビジネスローンの借入金額は、その事業の状況によっては高額になる場合もあります。そして、返済期間が長くなればなるほど利息分の支払いが増えるため、できるだけ低金利で借り入れを行うことがビジネスローンを利用するポイントです。

では、金利を抑えて借り入れる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

5-1. 希望する融資額を増やす

一般的に、適用される金利は融資金額が大きいほど低く設定される傾向にあります。だからといって必要以上に高額な借り入れを行うことは 避けましょう。ローン全体にいえることですが、大切なことはどこまで借りることができるか、借入可能額を考えることではありません。無理なく返せる額を考えることです。

事業を行うにあたり、最低限必要な金額、かつ無理なく返済できる額を借りるようにしましょう。

5-2. 決算月に申込む

法人は、1年以内の期間で、その事業年度を何月から何月までにするのかを自由に決めることが可能です。4月から翌年3月までを事業年度としている法人が多く見られます。一方、なかには1月から12月としているところや、7月から翌年6月などとしている会社もあります。

決算月とは、その事業年度の最終月のことです。そして、決算月に申込むことで、低い金利で借りられる可能性があります。なぜなら、決算前はどの会社も業績を上げるために力を尽くします。そのタイミングでビジネスローンの申込みを検討していることを伝えることで、金利が下がる可能性があります。

金融機関のなかには、決算月にキャンペーンを行っているところも多く見られます。ただし、最終的な判断は審査によって決まります。決算月に申込んだからといって必ず低金利で借りられるわけではない点に注意してください。

6. ビジネスローンを選ぶ際のおすすめのポイント

ビジネスローンを選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。その中でもおすすめのポイントについて、以下に解説します。

6-1. 低金利の商品を選択する

低金利の商品を利用することで、その分の利息の支払いを抑えることが可能です。銀行のビジネスローンは金利が低めに設定されています。ただし審査に時間がかかることや、ノンバンクや消費者金融系と比べて審査基準が厳しく設定されている傾向にあります。

またノンバンクや消費者金融系のビジネスローンは、銀行のビジネスローンに比べると比較的審査に通りやすいといわれています。一方、金利が高めに設定されているので気をつけましょう。

特に、初めてビジネスローンを申込む場合は最高金利が適用されるケースが多いため、注意が必要です。

6-2. 借入限度額の高さで選ぶ

一般的に無担保のビジネスローンの場合、限度額は300万円から500万円程度に設定されているケースが多いですが、なかには1,000万円を限度としているビジネスローンもあります。もちろんどのくらいの額が必要なのかによりますが、借入希望額が借入限度額以内に収まっているかを事前に確認しておくことも大切です。

借入金額が多ければ、その分適用される金利が低くなる可能性もあります。返済期間によってどのくらいの金利負担になるのかも合わせて考えておきましょう。無担保で高額の融資を受ける必要があるときには、銀行やノンバンク系のビジネスローン以外にも国が用意している融資制度の利用を検討することもおすすめします。

6-3. 申込み基準で判断する

いくら金利や借入限度額などの条件が良くても、申込条件を満たしていないと利用できません。法人と個人事業主両方を対象としているビジネスローンもあれば、法人のみまたは個人事業主のみとしているものもあります。

また、法人の場合でも代表者の年齢条件などが設定されているケースがあります。申込む際には、自分が条件を満たしているかどうかを必ず確認するようにしましょう。

6-4. 融資のスピードで選ぶ

できるだけ早く資金を調達する必要がある場合は、申込みから融資までの期間が短いものを選ぶことはポイントです。

ビジネスローンのなかには、最短即日で融資を受けられるものもあります。事前に各金融機関の公式サイトなどで、申込みから融資実行までにどのくらいの時間がかかるのかを調べて比較しておきましょう。

もちろん、すべてのビジネスローンが即日融資に対応しているわけではありません。しかし融資までの時間が短いことを前提としているなら、そのスピードを重視することも大切です。

また、手続きの方法についても確認しておきましょう。審査に通り、契約手続きを行う際には、金融機関への来店が必要なビジネスローンもあります。

そのようなケースだと契約手続きの時間が平日の昼間に限定され、その時間が取れない場合は郵送などで手続きを行います。すると融資実行までさらに時間がかかってしまうため注意してください。

手続きの時間を考慮するのであれば、申込みから契約までインターネット上で完結するビジネスローンを選ぶことをおすすめします。

6-5. 返済期間を比較する

ビジネスローンの利用において、返済期間や毎月の返済額は自由に決められます。その際にはまず、無理のない返済額を考える必要があります。無理なく返済を続け、それをどのくらいの期間で完済できるかを比較することも重要なポイントです。

比較的金利の高いビジネスローンの場合、完済までの期間が長ければ長いほど、負担する利息額は大きくなります。もちろん短期に返済すればその分利息額を削減することに繋がりますが、毎月の返済額が大きくなる点に注意が必要です。

無理のない返済額でどのくらいの期間で返済できるか、その返済期間を比較し、できるだけ早く完済できるビジネスローンを選ぶようにしましょう。

6-6. 申込方法で選ぶ

ビジネスローンの商品にもよりますが、申込方法として、インターネットや電話、FAX、そして店舗窓口などが用意されています。中でもインターネットで申込みができるビジネスローンは、契約手続きそして融資までがインターネット上で完結するものも多く見られます。

店舗窓口での申込みはどうしても時間が限られてしまうので、時間がない方は24時間申込みを受け付けているインターネットで行うようにしましょう。

ただし申込みは24時間対応していても、夜間に審査を行っていないところもあります。申込んだ時間によっては審査開始が翌日になる場合がある点に注意しましょう。

申込みの際に、担当者にいろいろと詳細を聞き、相談しながら申込みたい場合は、店舗窓口で直接申込む方法をおすすめします。

6-7. 審査に必要な書類で決める

ビジネスローンを申込み、審査を受けるにあたりさまざまな書類の提出を求められます。スムーズに審査を終了させ、融資実行までたどり着くためにも、必要な書類は事前に公式サイトで調べ、もれのないように準備しておきましょう。

申込むビジネスローンによって求められる書類は異なります。準備する書類が少ない方を選ぶことで、早く申込みのスタンバイができるでしょう。

一般的なビジネスローンの審査に必要な書類には、以下のものがあります。

本人確認書類

  • 運転免許証
  • パスポート など

個人事業主の場合

  • 直近の確定申告書類

法人の場合

  • 代表者の印鑑証明
  • 商業登記簿謄本
  • 決算書の控え

ビジネスローンのなかには、代表者の印鑑証明や登記簿謄本の提出を不要としているところもあります。このような公的書類は入手するにも時間がかかるため、それが不要となる点は魅力ではないでしょうか。

7. 即日融資を受けたい場合のコツとは

基本的にビジネスローンは即日融資に対応していません。しかしなかには即日融資に対応しているビジネスローンもあります。ただ、対応しているからといって必ず即日に融資を受けられるとは限りません。どうしてもその日に融資を受けたい場合は、以下の点を覚えておきましょう。

7-1. 必要書類をあらかじめ用意しておく

審査に必要な書類をあらかじめ準備しておくことも、融資までの時間を短縮させるために効果的なポイントです。申込む人の属性(法人もしくは個人事業主)で必要な書類は異なりますし、一般的に法人の場合は個人事業主より多くの書類が必要です。さらにその書類の多くが公的な書類のため、入手までに時間がかかることも予想されます。

したがって、申込みにあたってどのような書類が必要なのかを公式サイトであらかじめ確認しておき、もれのないように準備しておきましょう。

また、公的書類については有効期間内のものでなければいけません。ビジネスローンの申込みに進む前に合わせて確認しておくことをおすすめします。

7-2. 記入・入力ミスをしない

申込みの際には入力ミスや記入もれに注意しましょう。仮に審査の途中で誤りに気付いた場合は、確認のための電話がかかる可能性があります。その間は審査がストップしてしまい、審査時間が延びる事になります。

即日融資を希望しているなら申込みの時点で、入力および記載内容にもれやミスがないか確認してから申込むようにしましょう。

7-3. 午前中に申込みを完了させる

上でも少し述べたとおり、申込みの受付時間と審査対応時間は異なります。審査時間は、夕方までとなっているビジネスローンが多いことから、できれば午前中、それも早い時間に申込みを済ませておくことがポイントです。

ただし、繁忙期など時期によっては申込みが集中し、午前中に申込んでもその日に審査まで回らない可能性があります。

7-4 融資額を少なく、借入期間を短くする

借入希望額を低めに設定して申込み、さらに短期間での借り入れを希望することで、審査時間が短くなる可能性があります。「資金は即日で必要だけれども、そこまで大きな融資額を求めていない」という場合には有効な方法です。

本格的に申込み手続きを進める前に、必要な金額や返済目処を考えてみましょう。

8. ビジネスローンの申込みの流れ

ビジネスローンを申込んで融資を受けるまでの流れは以下のとおりです。

1.ビジネスローンに申込む

記入ミスや入力もれのないように確認してから申込みましょう。特に早めの融資を希望するなら、午前中に申込みを済ませておくことも大切です。

2.必要書類を提出

必要書類は事前に確認し、すぐに提出できるようにあらかじめ準備しておきましょう。その際は書類の有効期限を確認することも忘れないようにしてください。

3.審査が行われる

審査時間は金融機関によって異なります。また希望の借入金額が大きい場合は、より審査に時間がかかることも覚えておきましょう。

4.審査結果が通知される

結果はメールで通知されるのが一般的です。したがって、必ずメールを受信できるように設定を確認しておきましょう。なかには電話で通知があるケースもあります。その際にはいつでも電話に出られる状態にしておきましょう。

5.融資契約を結ぶ

契約手続きは店舗窓口で行うケースもあれば、郵送で行うケースもあります。一番早くて便利な方法はインターネット上で行うことです。したがって、申込方法だけでなく、手続き方法についてもきちんと確認しておくことが大切です。

6.融資が実行される

基本的に、契約の際に指定した口座に融資額が振り込まれます。必要な際に引き出して利用しましょう。もちろん、その後は決められた返済方法を守って、完済することも忘れないようにしてください。

まとめ 希望にあうビジネスローンへ申込もう

ビジネスローンを利用することで、事業を円滑に回したり、拡大させたりすることが可能になります。ビジネスローンには即日融資に対応しているもの、低金利で融資を受けられるものなど、その商品によって特徴が異なります。

今回紹介した内容を参考に、希望にあうビジネスローンを探してみましょう。いくつかのビジネスローンを比較できるサイトもありますので、そのような比較サイトを有効に活用し、自分に合ったビジネスローンを選ぶことをおすすめします。

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ライター紹介

氏名:
新井智美
保有資格:
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
主なキャリア:
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。