【第16回】キャッシングのおすすめは?クレジットカード・カードローンでの違いは?
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2026/11/02 00:50現在。
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1. そもそも「キャッシング」とは
そもそも、キャッシングとはあらかじめ決められた限度額内で自由にお金を借りられる仕組みです。そしてキャッシングには、大きく2つの種類があります。1つは、クレジットカードのキャッシング枠を利用して利用限度額の範囲内で借り入れをする場合です。もう1つは、カードローンを使って借り入れをする方法がキャッシングに該当します。クレジットカードには、普段の買い物で使うショッピング枠とお金を借りられるキャッシング枠が付与されているのが一般的です。ショッピング枠で決済すれば利用額を後払いにできる一方で、キャッシング枠は毎月少しずつ借りたお金を返済する仕組みになっています。カードローンはクレジットカードと違ってショッピング枠がありません。そのため、カードローンはキャッシング専用のカードと言えます。
2. クレジットカードのキャッシングとカードローンの詳細・比較
キャッシングにはクレジットカードとカードローンの2種類があると説明しましたが、どのような違いがあるのでしょうか。この章で、クレジットカードのキャッシングとカードローンの特徴やメリット・デメリットを比較します。
2-1. クレジットカードのキャッシングって?メリット・デメリットは?
手元にあるクレジットカードにキャッシング枠がすでに付帯されている場合は、特別な手続きなしですぐにお金を借りられます。キャッシングの利用にあたって審査を受ける必要もありません。なぜなら、キャッシング枠付きのクレジットカードが発行された時点で審査が済んでいるからです。手元にあるクレジットカードにキャッシング枠がない場合は、カード会社に連絡して手続きすれば発行後でもキャッシング枠を付帯できます。利用額の支払い方法は利用するクレジットカードの規約によって異なりますが、翌月1回払いかリボ払いが主流です。
クレジットカードでキャッシングするメリットとしては、ショッピングの支払いとまとめて返済できることが挙げられます。ショッピングとキャッシングの支払いを分ける必要がないので、管理しやすくなるのがポイントです。また、海外でもお金を借りられるので、時間がなくて外貨両替ができない場合や手持ちの現金が少ない場合に便利です。一方、デメリットはカードローンよりも金利が高いことが挙げられます。さらに、借入限度額が低めなので、まとまった金額の借り入れには不向きです。その他、クレジットカードのキャッシング枠を利用すると、利用できるショッピング枠が少なくなってしまいます。
2-2. カードローンって?メリット・デメリットとは?
先に触れましたが、カードローンは借り入れ専用のカードなので、クレジットカードのようなショッピング機能はありません。また、支払い回数は利用者が自ら選べることが多いです。自分の家計の状況にあわせて適切な返済回数を設定すれば、無理なく返済できるでしょう。カードローンは、借入限度額が高く、金利が低めに設定されていることがメリットとして挙げられます。さらに、クレジットカードのキャッシングと比較すると返済方法の自由度が高い点もポイントです。
一方、カードローンは良くも悪くも借り入れ特化なので、クレジットカードのようにショッピング枠を使った買い物ができない点がデメリットでしょう。キャッシング枠が付与されたクレジットカードを持っている人の中には、ショッピング枠が少なくなるのを防ぐためにあえてカードローンでお金を借りている人もいます。カードローンとクレジットカードのキャッシングはそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分の利用方法にあわせて賢く使うことが大切です。
3.カードローンにおすすめの会社
カードローンは、さまざまな金融機関から提供されています。初めてカードローンを利用する人は特にどの商品を選べば良いか分からず、困ってしまうこともあるでしょう。そこでこの章では、カードローンにおすすめの金融機関を紹介します。
3-1. 楽天銀行
楽天銀行のカードローンは、金利が年1.9%~14.5%、融資限度額が800万円です。最大の特徴は楽天ユーザーであれば、特典が適用される点でしょう。具体的には楽天会員ランクに応じて審査優遇が受けられるので、審査に不安がある人でも利用しやすいです。もちろん、楽天ユーザーではなく、楽天銀行の口座を持っていなくてもカードローンは利用できます。また、カードローンの申込みに必要な書類(例:本人確認書類)は楽天銀行アプリから簡単に提出できるので、時間をかけずに手続きを進められるのも特徴です。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものになります。実際に楽天銀行のカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-2. みずほ銀行
みずほ銀行のカードローンは、金利が年2.0%~年14.0%と低く、融資限度額は800万円です。みずほ銀行の口座を持っていなくてもカードローンの申込みはできますが、持っていると審査がスピーディに進められます。また、すでに発行されたキャッシュカードにカードローン機能を付帯できるので、1枚のカードに複数の機能をまとめられて便利です。さらに、インターネットバンキングサービスの「みずほダイレクト」を利用すれば、契約後に24時間いつでも借り入れ・返済ができるようになります。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にみずほ銀行のカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-3. オリックス銀行
オリックス銀行のカードローンは、金利が年1.7%~17.8%と最低金利が低く、融資限度額は800万円です。借入金額が高額になるほど低い金利が設定されることが多いので、まとまった金額の借り入れを検討している場合はオリックス銀行のカードローンを考えると良いでしょう。申込みから借り入れまでに必要な手続きはすべてWeb完結で、提携ATMが多いのがオリックス銀行のカードローンの特徴です。また、カードローンを契約するときにオリックス銀行の口座がなくても利用できるので、余計な銀行口座を増やしたくない人にも適しているでしょう。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にオリックスのカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-4. 新生フィナンシャル(レイクALSA)
新生フィナンシャルは、2018年4月に銀行カードローンから消費者金融(レイクALSA)に変更しました。レイクALSAのカードローンは、金利が年4.5%~18.0%で、融資限度額は500万円です。また、借入金額が5万円までで初めてレイクALSAを利用する場合は、最長180日間にわたって無利息サービスが適用されます。少額の借り入れを検討しているなら、レイクALSAを利用すると金銭的なメリットを感じられるでしょう。さらに、Webから申込みすれば、契約日の翌日から60日間利息が発生しない無利息サービスを選択することも可能です。その他、返済日の自由度の高さやカードレスの借入対応など、普段の利用がしやすい点もレイクALSAの魅力として挙げられます。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にレイクALSAのカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-5. SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
SMBCコンシューマーファイナンスが運営するプロミスのカードローンは、金利は年4.5%~17.8%で、最大限度額は500万円です。申込みをしてから最短1時間でお金を借りられるため、急な入り用でカードローンの利用を検討している人に適しています。プロミスには、指定口座に借入金を振り込める「瞬フリ」というサービスがあるので、わざわざATMや店舗に行く必要がないのも特徴です。また、自動契約機の設置台数も多いため、急いでカードを発行したい場合でも自宅や会社などの近くでプロミスの自動契約機を発見できるかもしれません。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)のカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-6. アイフル
アイフルのカードローンは、金利が年3.0%~18.0%で、融資限度額が800万円です。アイフルでは、初めて利用する人や男性スタッフとコミュニケーションを取ることに不安がある女性向けに専用ダイヤルを設置するなどの配慮がされています。審査や融資にかかる時間はプロミスと同様に速いのが特徴です。また、急いで現金を用意する必要がある場合は、ネット申込みが完了したタイミングでフリーダイヤルに連絡すると審査を優先的に行ってもらえます。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にアイフルのカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
3-7. J.Score(ジェイスコア)
J.Score(ジェイスコア)は、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資で立ち上げられた合弁会社です。カードローンの金利は年0.8%~15.0%、融資限度額は1000万円に設定されています。同社ではフィンテックという技術が導入されているため、申込者の信用度はAIによってスコア化される仕組みです。これにより審査の作業効率が上がり、人件費などの費用削減ができるので他のカードローンよりも低金利になっています。なお、記載した情報は2021年1月13日現在のものです。実際にJ.Score(ジェイスコア)のカードローンに申込みをする場合は、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
カードローンを計画的に賢く利用しよう
カードローンとクレジットカードはどちらもお金を借りることができるカードです。しかし、カードローンの方がクレジットカードのキャッシングよりも金利が低めに設定されています。さらに、融資限度額もカードローンの方が高い傾向があるので、まとまった金額の借り入れも可能です。なお、キャッシングを利用するときは、必ず無理がない返済計画を立てて賢く利用してください。
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ライター紹介
- 氏名
- 丸岡日向子
- 主なキャリア
- 地方銀行で1年強勤務した後、税理士事務所で1年弱働く。その後、フリーランスのライターとして起業する。
銀行業務検定やFP3級、日商簿記検定2級などの資格で得た知識を最大限に生かしながら、金融系の記事を中心に日々執筆活動に励む。
カードローンに関するよくある質問
ここからはカードローンについてよくある質問について、その回答と合わせて紹介します。
- カードローンとキャッシングって何が違うのでしょうか?CMなどを見ていると銀行ではカードローン、消費者金融ではキャッシングと謳っているように感じます。実際、商品の内容や借り方に違いはあるのでしょうか。キャッシングの方が気軽で、カードローンより金利が低そうなイメージがあるのですが、そういうことではないのでしょうか。
- カードローンとは、一般的に専用のカードやキャッシュカードを利用して、銀行などのCDやATMから一定の限度額の範囲内で自由に繰り返し借りることができるローンのことをいいます。通常は無担保で第三者の保証人も不要な場合が多いです。カードローンの返済方法は、一括払いではなく分割払い(リボルビング払い)のシステムが多いです。金融機関の種類としては、銀行のカードローン、消費者金融のカードローン、クレジットカード会社のカードローンなどがあります。一方、キャッシングとは、一般的にクレジットカード会社のキャッシング枠や消費者金融の小口ローンなどのことをいいます。カードローンとキャッシングの違いは、昔は返済方法が分割払いなのか一括払いかということで違いがあったようですが、最近ではあまりその違いがなくなってきています。金融機関各社で呼び名がそれぞれ異なりますので、予め確認するようにしましょう。
- カードローンの限度額について質問です。最近、利用限度額が500万円、800万円など大口のカードローンを見かけますが、限度額いっぱいまで借りることは可能なのでしょうか。やはり、収入や資産状況によって違うのでしょうか。
- 2010年6月に施行された改正貸金業法の総量規制により、個人の借り入れ総額は原則年収等の3分の1までに制限されています。しかし、銀行からの借り入れはこの総量規制の対象とはなりません。また、総量規制には「除外」または「例外」となる借り入れがあります。 「除外」の借り入れの代表例は住宅ローンや自動車ローン(借り入れ先が銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協等の金融機関である場合)で、借入残高が年収の3分の1以上あっても総量規制の対象外となります。 「例外」の借り入れとは、借入残高としては算入するものの、例外的に年収の3分の1を超えている場合でも、その部分について返済の能力があると認められれば、借り入れができるものです。例えば年収が300万円ある人が、100万円を借入れている場合、これですでに3分の1となりますが、緊急に医療費としてあと30万円借りたいと申し出たときに、これについては例外規定という形で借り入れができる場合があります。 いずれにしても自ら返済計画をしっかりたて返済能力以上の借り入れは避けるようにしましょう。
- カードローンの金利で、○○%~○○%と書かれていますが、これは借り入れをする人や条件によって利率が違うということでしょうか?
- カードローンでの借り入れの場合、一般的に借り入れ限度額が大きいほど金利は低く設定されています。また、初めての借り入れの場合には、上限金利での貸し出しが多いようです。借り入れをした後にきちんとした返済を行なっていくことで、将来的な限度額の増額や金利が引き下げられるなどのケースもあります。また、住宅ローンなど特定のローンを組んでいる場合、同一の金融機関からの借り入れは金利優遇などが受けられる場合もありますので、借り入れ先の情報を集めてみましょう。
- 急に、私用で20万円が必要になりました。なるべく早く借りるポイントはありませんか。
- 金融機関によって申込から借り入れまでにかかる時間はまちまちです。まず、申込方法、審査回答時間の目安、契約方法、借り入れ方法を確認することがポイントです。自分のいる状況下でスムーズに手続きができるかを確認してみて下さい。金融機関のなかには来店しなくても、当日の午前中申込みで午後には振り込み可能という先があります。また、借り入れ前に提出する書類も金融機関によって異なります。収入証明を求められて手元にないなんてこともあり得ますからこちらのチェックも事前にしましょう。
- 初めてカードローンの利用を考えています。30万円程度の借り入れを考えているのですが、借り入れ先を選ぶコツってあるでしょうか。
- 初めての借り入れであれば、まずは必要な金額、いつまでに借りなければいけないのかを軸に借り入れ先の情報を比較して選びましょう。その上で、借り入れ先の金融機関の口座の有無、借り入れ時の来店の必要性など、自分が手間なく借り入れを行なえるのか、より詳細な情報をもとに自分にあった借り入れ先を検討しましょう。
- 現在、収入のない専業主婦ですが、カードローンの利用を考えています。専業主婦でも借りることは可能なのでしょうか。
- 専業主婦/主夫の方が消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者から借りる場合、総量規制の例外として、配偶者と合算して、(二人分の)借入れが(二人分の)年収の3分の1まで借り入れを行うことができます。ただし、 そのためには配偶者の「同意書」、配偶者との婚姻関係を示す書類(住民票又は戸籍抄本。事実上の婚姻関係の場合、住民票(続柄に、「夫(未届)」、「妻 (未届)」など、未届の配偶者である旨の記載があるもの))、(一定金額以上の場合)配偶者の年収を証明する書類を提出する必要があります。一方、銀行や信用金庫・信用組合などから借りる場合は、総量規制の対象外となりますが、事前に借り入れ条件などを確認しておきましょう。
- 新生活や歓送迎会などでクレジットカードを使いすぎてしまい、明細書を見て慌てています。加えて、他の、金融機関からの借り入れも合わせると毎月の返済が厳しいです。効率的に返済する方法はないでしょうか。
- カードローンや大口のおまとめローンなどを使って、複数の借り入れを1つにまとめることを考えてみましょう。クレジットカードを使いすぎてしまった場合、ついリボ払いにしてしまいがちですが、リボ払いの金利は一般的に10%~15%というものが多いです。現在の借り入れやクレジットカードのリボ払いなどの債務を新規の借り入れひとつでまとめた場合、借り入れ実行金額やまとめる方法によっては、現在返済しているトータルの金利よりも低い金利で借り入れを行なうことができるかもしれません。まずは、自分の総借入額を把握し、より低い金利で借り換えることができるローンを探してみましょう。
- 自営業を営んでいるのですが、過去にカードローンの審査に落ちてしまいました。現在は、事業も安定し黒字経営を行なっています。一時的な出費でカードローンの利用を考えているのですが、一度審査に落ちた履歴があると、同じ職業である限り審査通過は無理でしょうか。
- 金融機関の審査はそれぞれ条件が異なりますので一概には言えませんが、仮に現在の収入が審査に落ちた時よりも安定しているならば、審査に通過する可能性はあります。貸し出し条件や審査の内容は金融機関によって異なりますので、いくつかの借り入れ先を検討し、きちんと各必要書類を用意した上で、申込みを行なってみましょう。
- ボーナスで30万円ほど余ったので、カードローンの返済に充てようと思っています。毎月、一定額を現在は返済しているのですが、まとまった金額を返済することは可能なのでしょうか。それとも、借り入れ時に決まった金利の支払をしなければいけないのでしょうか。
- カードローンは、普段の返済に加えて今回のような余裕のあるときの臨時返済について便利な仕組みになっていて、所定のATMや口座などで臨時返済も可能です。お金に余裕ができた時に、少しずつでも余分に返済していけば、返済期間もその分短くなり、支払利息の軽減にもなります。また、 多くのカードローンは、リボルビング払いとなっており、一定額を毎月返済していくことになります。(借入残高が一定額になると、毎月返済額が変わる仕組みのローンもあります)。毎月の家計のやりくりに負担のない範囲で返済できるように返済計画をしっかり立てましょう。
- 歩合制の仕事をしているのですが、今月は給与が少なく一時的にカードローンの利用を検討しています。仕事が夜遅くまであるため、なかなか店頭まで行って申し込みをすることができない状況です。インターネットから申し込みをしても、お金を受け取る際には店頭まで行く必要があるのでしょうか。
- 金融機関によって異なりますが、多くの消費者金融やネット銀行では、インターネットから申し込みを行い、受け取りも口座振込みといった対応が可能な場合があります。時間や場所を気にせずに借り入れを行ないたいのならば、一度どのような金融機関が対応しているのか比較・検討をしてみましょう。
ライター紹介
- 氏名
- 丸岡 日向子(まるおか ひなこ)
- 主なキャリア
- 地方銀行で1年強勤務した後、税理士事務所で1年弱働く。その後、フリーランスのライターとして起業する。 銀行業務検定やFP3級、日商簿記検定2級などの資格で得た知識を最大限に生かしながら、金融系の記事を中心に日々執筆活動に励む。
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